30代共働き・売買経験5回!不動産屋の私が語る「100点の家を求めない」現実的な家探し

家・不動産

「30代共働き夫婦」という属性を持つ仲山緑です。

私達夫婦は過去2回マンションの売却、3回マンションの購入をしています。
次は新築戸建て(オープンハウスのセミオーダー)に住む予定です。

一般的な30代の方の売買回数と比較すると、経験数は多いと思います。
また、家の売却でお金は増えました。買ったことにより超お得になってます。

賃貸だったら毎月固定費として失いますが、購入をすると増やせる可能性もあるのが買うメリットです。

過去の経験をもとに、これから家の購入を検討している方に向けて、思い出せる限りの情報を記載してお役に立てればと思います。

仲山家の売買履歴

①東京都港区 2000年築マンションを中古で購入(ペアローン)
世帯年収550万、1年くらい住む。
売却で約300万円利益がでる

②神奈川県川崎市 旧耐震マンションを中古で購入(夫単独ローン)
世帯年収450万、2年くらい住む。
売却で約300万円利益がでる

③神奈川県川崎市 旧耐震マンションを中古で購入(夫単独ローン)
世帯年収800万
この後売却する予定

④神奈川県川崎市 新築戸建て(私単独ローン)購入(2026年に引っ越し予定)
世帯年収1600万

個別の売買履歴については別記事で詳しく記載しようと思います。

家を買いたいと思ったら何からすべき?

まずは「なぜ家がほしいのか」をしっかり言語化しましょう。
言語化といっても難しい長文を語る必要はありません。
こんなんでいいんですよ。

  • 一国一城の主になってみたい!
  • 自分好みにリフォームをしたい!
  • 自慢できる家に友達呼びたい!

なんで言語化するかと言うと、賃貸という選択肢もあるのだから自分自身の気持ちをはっきりさせたほうが買った後悔を最小限にできると私は考えます。

ちなみに私はというと、
他人の資産形成に協力してられっか!
という理由で、圧倒的に「購入派」です。

賃貸のメリットもありますが、大家さんの資産形成のお手伝いをするよりも、自分の資産形成をしたいですからね。

一緒に住む方がいるなら考えるべきこと

もし単身で住まうわけではなく、一緒に住む方(夫婦等)がおり、配慮する必要があるなら条件面のすり合わせもすることをオススメします。

「めんど、とりあえず物件見に行けばよくない?」

そう言いたくなる方もいるかもしれません。
しかし、基本的には私はそれをオススメしません。
下記のような方以外はまず条件すり合わせをしてみましょう。

いきなり物件見に行っていい人

  • 物件見に行くことが互いにアクティビティなりデートと思える
  • 不動産営業マンがゴリ押ししてきても、どうとも思わないし、どう思われてもいい。
  • ヒマである

なぜいきなり物件見ないほうがいい?

  • 予算に合わない物件を見ているかも
    →時間のムダだし、予算を下げたときに、「あの物件のほうがよかった…」と悲しい残像が残る。
  • ゴリ押し営業マンに出会うと疲弊
    →「もう賃貸でよくない?」となります。本当に賃貸がいいならOKですが。

内見すればするほど勉強になるのでは?と思いますか?
婚活市場では恋愛経験が多い方ほど、結婚が遠のくとも言われているみたいです。
不動産もそれと似たこと言えるんじゃないかなと思います。

条件をすり合わせる方法

  1. 過去の住宅履歴を共有する
  2. いま困っていることがあれば家による解決しかないのか話し合う
  3. 家を買った後にどんな生活をしたいのか話し合う

①過去の住宅履歴を共有するとは?

過去どんな家に住んできたか共有をしましょう!できれば平米数もわかると良いです。

「広い家で犬を飼いたいね」なんて言っても、「広い」ってどれくらいのことを言うのでしょう?人によって感覚はずいぶんと違います。
互いの住宅履歴を確認しあうことで、感覚のすり合わせをするのはこの後の家選びで重要な観点です。

広い、駅から近い、住環境が良い、利便性が高い…
ちょっと感覚が違うだけで、物件価格はかなり変わります。

他にも、マンションにしか住んだことない方は、戸建ての生活を想像しても解像度が低くなりますし、その逆もそうです。
超断熱性能激強注文住宅なら別ですが、戸建てはマンションの中住戸の暖かさにはかないません。

実際にマンション住まいから戸建てに買い替えたものの、考えていたよりも寒さに耐えられず、マンションを再度購入検討する方も見たことがあります。
なので、自分の住宅履歴と異なる履歴を持つパートナーには、そのメリット・デメリットをしっかりと伝えたほうが良いです。

②いま困っていることがあれば家による解決しかないのか話し合う

家を買おうと思っている方の中には、現状に不満がある方もいるかもしれません。
不動産を購入することで、マイナスがなくなればとてもいいですよね。

ただ、後ほど詳しく話をしますが、そもそも100点満点の家はありません。
この後、家を探していっても現状の不満は解決できないかもしれません。
それでも、いま困っていることは家による解決しかないのかは話あいましょう。

例)
駅まで遠くて通勤が大変
→フルリモートの職種に転職したいか?
→No!いまの通勤ある仕事を続けたい!
→ということは、駅からの距離は必須!住む場所を変えないといけない

③家を買った後にどんな生活をしたいのか話し合う

家を買うことを想定したときに、よく出る疑問が

  • 「ローンっていくらまで借りていいの…?」
  • 「自分っていくらまでなら支払いができる?」

というお金の疑問があると思います。

一般論では、無理なく返済できる目安は年収の5倍〜6倍と言われています。
一方で銀行は年収の10倍貸すこともあります。
果たしていくらまでなら支払い続けられるでしょうか?

結局これに関しては、家を買った後どんな生活をしたいのか?というのが人によって違いすぎますので、「人による」が答えです。

だからこそ、パートナーがいる場合にはよく話し合いをすべきです。

例えば、お子さんがいらっしゃる場合、中学受験に興味があるか?ないか?パートナー同士で確認をしておいたほうがいいですし、年収の5倍なら毎年海外旅行に行けるかもしれないが、年収の8倍なら5年に1回かもしれない。
それでもいいのか?などなど…互いの趣味、価値観は大いに語りあいましょう。

ちなみに、パートナーの年収を知らない方も世の中には意外といるそうで、個人的には「気にならないの?」と単純に疑問です。
(互いに稼ぎが多いならいいと思います)

また、家を買おうと思った段階でパートナーの借金を知るというのもあるそうです。
そうなると家を買うどことじゃないかもしれないですね。
家の購入時には全て見える化したほうが、将来の見通しも立てやすく良いと考えています。

もし話し合いができないのだとしたら、そもそもパートナーとして適切な人なのかすら考えたほうがいいとも思います。

この世に100点満点の家はありません

そもそも100点満点の家は手に入れられないと理解をしてください。
お金がありまくって困るんです。
いいえ。私は100点満足の家に住んでます。
そういう方は素晴らしいです。こちらのブログを参考にする必要はありません。

私は不動産会社勤務で、一般の方よりか知識はありますが、100点満点の家に住んだことはありません。
むしろ不動産会社勤務だからこそ、100点満点の家はないことを理解しているのかもしれません。

「家を買うのに妥協しないとなの…?」

悲しい気持ちになりましたか?けど、現実を見ることが大事です。不動産で失敗したくなければ。
70点の家が見つかればOK!そのくらいの気持ちが大事です。

というのも、やっぱり「お金」これが必要なんです。
人気の駅から近くて、広い部屋、そうなれば当然価格も高いです。当たり前です。

「掘り出しものないんですか?」
ありますよ。けど市場に出る前にお金を即決で出せる人にまずは紹介されます。
一応、常に目を光らせておけば割安な物件が出ることもあります。

ただ、これも当然ですが割安物件はすぐに買付が入りますし、複数名から買付が入りますので条件が良い方が選ばれます。

「じゃあ割安なものがでるまで買わない!」
そういう方は実際います。何年も買わずに…
その結果どうなったと思いますか?不動産価格は上がり買えなくなりました。
(不動産価格が上がっている地域での話です)

ローンもいつでも借りられるものではありません。
健康状態などによっては審査が通らないこともあります。
100点満点の家を探し続けることはおすすめしません。

一般の方は基本的には「割高で家を買わない」「70点の家で残りの30点は住まい方で工夫する」
こう考えたほうが不幸は避けやすくなります。

例えば、家が寒いなら内窓を付けるとか、部屋の広さがもっと欲しかったのならモノを減らすとか、何かしらの工夫で満点に近づけていくんです。


なんだか夢のない不動産購入話になりましたが、私自身は家を買い替えるのが大好きです。

そもそも場所を移動すること自体が楽しいし、自分の好きと嫌い、パートナーの希望など解像度も高くなり年々満足度は高くなっていきます。

もちろん、多くの方が引っ越し人生を望んでおらず、一生に一度の家購入と考えていることは理解しています。
だからこそ、地に足をつけ、面白みのないことが大事です。

買い替えを繰り返すこの体験が、読んでくれた方の不動産購入に1mmでもお役に立てればと思います。

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